一億総活躍社会の実現

 政府は我が国の構造的な問題である少子高齢化から、

「希望を生み出す強い経済」
「夢をつむぐ子育て支援」
「安心につながる社会保障」

の「新・三本の矢」で「一億総活躍社会」の実現を表明しています。(平成27年からスタート)

報道で目にすることが多いのは、

  1.労働賃金引上げ(同一労働同一賃金の実施)
  2.子育て支援
  3.介護サービスの充実

でしょう。

 一方で先日より

 ・長時間労働で自殺した電通の新入社員の問題から「ブラック企業の公表」
 ・「保育園落ちたの私だ」等のブログから問題。「待機児童の早期解決」
 ・介護職員の不足から外国人研修生の「研修期間の延長」や、介護職の就労ビザ発行

が話題に乗っています。

 また、労働力不足解消と女性参加社会の実現から、
  1.以前からの配偶者控除の見直し
     (今度103万円から150万円へのアップが議論されています。)
  2.人手不足の解消から「テレワークの活用」と『副業・兼業』の容認の動き。
   これらは、すでに導入している大手企業もあります。
  3.人材不足から、「クラウドワーカー」の利用等
   新しい働き方や、制度の見直しが進んでいます。
 
 少子高齢化社会、将来の年金支給問題等、課題は多いですね。