おひとりさまの老後・・・

適齢期になっても、結婚する人が減少し「おひとりさま」は増加しています。過去「独身貴族」「シングル」など呼び名はありましたが、あるドラマがきっかけで「おひとりさま」と言われるようになりました。
現在、独身者をターゲットとした「おひとりさま家電」と言われる小型家電(ジューサー・オーブン・炊飯器・冷蔵庫)や「おひとりさまツアー」、一人カラオケの「ワンカラ」などなど、一人客を取り込む「おひとりさまビジネス」が好評のようです。
 私を含め、まわりにも「おひとりさま」が多数います。最近、話題にあがるのが老後・・・中でも、貯蓄や将来受給する年金の話になると不安で仕方ありません。
  
○「おひとりさま」と「夫婦」との差はどこにあるのでしょうか?
  定年退職後の状況を推定してみます。
   1.配偶者がいる場合
    ・共働きならば、退職金が2人分になる。
    ・年金の支給額が違う
      給与所得者の配偶者は無職でも3号被保険者として保険料を支払わなくても
      基礎年金部分は支給される=夫婦で23万円程度。
      配偶者が給与所得者なら、厚生年金が支給される=夫婦で30万円程度。
      おひとりさまは月16万円程度
(厚生労働省の統計より 会社員の夫の平均標準報酬36.0万円で40年間就業した場合)

   2.生活面では「夫婦」として生活費のやり繰りの中で、子供がいると教育資金が大きな出費となりますが、共働き世帯も年々増加し、結果としてそれ相応の対応ができる。
   この程度しか浮かびませんが、日常生活において大きな違いがあるのでしょうね。

○今後、おひとりさまが増加するとともに、ますます少子高齢化が進むことを考えると、早めの準備や計画は大切ですね・・・