中古住宅のリノベーション

最近、リノベーションという言葉をよく聞きます。どうもリフォームとは定義が違っているようです。ネットで調べると、国土交通省でのリフォームとリノベーションの定義は次の様だと案内がありました。
・ リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元する(修繕)
・ リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修する(改修)

ビフォーアフターという人気テレビ番組があります。番組提供している引越し業者が荷物を運び出し、その後、骨組みだけの状態にし、大抵は構造補強を行い、間仕切り変更や水廻りを移動するなど、全く新しい物件として甦っています。番組中は、リフォームという言葉を使っていますが、リノベーションといわれる工事だといわれています。

また、都心の中古マンションを購入、その後大幅に改修する内容の報道も多く見られます。理由は、住環境の整った場所では、新築物件はかなり高額になりますが、中古物件は改修工事をしても、より安く購入できるからだと紹介されています。

しかし、住宅購入と大掛かりな改修は高額になります。そこで、購入資金だけでなく改修資金をあわせて融資する新型住宅ローン「リフォーム一体型ローン」の取扱いが増加しているようです。金融機関は、改修工事により住宅としての担保価値は一般に高まるとみて、改修費用についても、比較的高額な融資にも対応しているようです。

この新住宅ローンは、住宅購入時に同時に住宅購入資金と、改修資金の合計で返済計画を立てるので、長期返済にも対応でき、返済しやすいと人気のようです。

住宅購入の新しい方法ですね。今後少子化が進み、中古物件はより増加してきます。新築を購入予定の方も交通や住居環境の整ったお得な中古物件は検討の価値はあるようです。