金融機関のサービス見直し、みずほ銀行住宅ローン縮小、AI活用

メガバンクの人員削減が昨年発表となり、みずほ銀行は、新卒採用を昨年比で半減すると報道されています。今後の人員削減の動向が気になるところです。
一方で業務面では、みずほ銀行は、複数の地銀と提携を進め住宅ローンの新規販売を縮小する動きや、ビックデータとAIを活用した新しいサービスを開始しています。

具体的には、
①住宅ローンについては、地方銀行と提携し、みずほ銀行が、住宅ローンの新規顧客を地方銀行へ紹介、一方で、みずほが得意な資産運用や信託の業務で提携銀行の業務を支援する形態を発表しています。
②AI活用については、先日より、「AIスコア」を、みずほ銀行とソフトバンクが設立したFinTechベンチャー(J.Score)から、提供しています。
「AIスコア」とは、ビッグデータとAIの活用から、顧客の可能性をスコアで算出できる新しいいFinTechサービスで、ネットで試すことが出来ます。

AI活用については、各金融機関がこぞって手掛けている喫緊の課題です。他のメガバンクも、FinTech技術による新しいサービスを提供しています。
ネット専業のじぶん銀行も邦銀初のAIによる外貨の自動積立サービスを開始したと報道されています。個人ユーザーにとっても「預入れの判断」をAIに任せるといった幅広いニーズにこたえるようです。

金融機関とのお付き合いが、毎月の給与振り込みや口座引落程度の人にとっては、システムが、どんどん進化して付いて行けないことも発生しそうです。
金融の新しいサービス情報には目が離せないですね。