不動産バブル?

 空前の低金利時代、日銀は暫く低金利政策を継続するようです。

ところで、供給された豊富な資金はいったいどこに回っているのでしょうか。
庶民にとっては住宅購入、財産相続においてはアパート経営と不動産を中心にしたニーズに応えているようです。
また個人投資家も不動産に投資しているようです。

 すでに小規模マンション等を投資目的で購入し、高収益を上げているサラリーマンも報道されています。東京都内はすでに物件は高騰し、大阪圏や九州圏(福岡県)などで探している方も多いようです。
 過去の不動産バブル期のような様相になっており、不動産バブルは崩壊寸前!?という言葉も流れています。過去との違いは、円安の影響か、外国人の富裕層も購入していることです。

 さて実態はどうなのでしょうか。
国内は少子高齢化が進み、地域によっては空き家が増加している状況です。また、相続対策としてのアパート経営も業者丸抱えサブリース=一括借り上げ)の素人経営が多くみられます。すでにサブリースでのアパート経営では、一部訴訟も起こっている状況です。

 投機目的や節税で投資するのも自由ですが、本来の需要に合った物件を検討すべき時期に来ているのではと思います。