地域振興券

 先日、私の住む自治体の地域振興券の発売がありました。
私の近くでは4か所で発売されたのですが、発売開始前から長蛇の列ができ、購入までに長時間かかる人も多くいたようです。発売者側も熱中症を心配して日陰に列を移動させるなど対応をしていました。
08012 1冊1万円で1人5冊まで購入可能な振興券(1万円で1万2千円の買物ができ、有効期間は3ヶ月)があっという間に売り切れてしまいました。
 振興券を購入するためにお金をおろす人も多く、周りの金融機関のATMもフル活動のようで、ここにも長蛇の列ができていました。装填している現金がすぐ無くなるようで行員がてんてこ舞いでした。
 ATMはメーカーにより違いますが、一万円券は最大2000万円まで、千円券は100万円まで、五千円券は500万円まで装填できるものだと当日の銀行は大変だったことでしょう。
この発売所では総額3億円の現金が銀行から売場へ移動したそうです。今度は売場の現金が銀行へ移動する番です。

 最後は、顧客が使った振興券の現金化です。中小のお店では現金化に最長で1ヶ月かかるそうで、手元の資金がおぼつかなくなる不安もあり早期の現金化を希望しているとか・・・

 一大イベントが終わりましたが、また数日後 隣の街が振興券を発売する予定です。共通券(どの店舗でも利用できる)と地域券(地元の小規模店でのみ利用できる)のセットのため、私は隣の街の振興券はあきらめました。
振興券を購入した人達の消費が地域の活性化に繋がればいいですね。