売上好調な百貨店・スーパー・コンビニ

昨年暮れより、株価の上昇、景気回復からのボーナス増加期待等により、百貨店では売上が好調で、特に客単価上昇によるところが大きく高級品の売上の好調が続いている。また、長らく苦戦を強いられていたコンビニも淹れたてコーヒーの人気、スーパーは青果物が好調で売上増に転じたとの報道がありました。

スーパー・コンビニでは、高くても高品質な物が欲しいというニーズは高く、特にPB(プライベートブランド)の高価格商品の伸びが大きく、今後も、消費意欲をそそる商品開発の強化に力を入れているようです。

よく、お菓子などでも、売れる商品はいつの間にかPBに変わっているのを見かけます。
今後も商品開発力の強い大手企業への利益集中は進む見通しのようです。

今後は消費税等の増税もあることですし、我々消費者にとっては高品質な物が安価に購入できれば、なお良いのですが。

一方百貨店については、大阪百貨店戦争がどうなるかに興味があります。
大阪では、大阪駅付近の阪急・阪神・グランドフロント・三越伊勢丹・大丸。また、南の大丸・高島屋。さらに、天王寺のハルカス(近鉄百貨店)など大型施設で売り場面積が増床されています。我々にとっては楽しいことですが、各社とも大丈夫なのかと少々心配になります。

今年の新年は各社ともそれぞれ工夫したイベントを実施して成績を上げたそうです。
百貨店には、競争からの楽しい企画を期待したいですね。