自分の決算書を作成してみる

年末の新聞に「我家の決算書」という記事がありました。

会社では、年度に期末決算を行っています。決算書類は、貸借対照表と、損益計算書ですね。
これと同様に、自分の決算書も簡単に作成できます。決算書で現状を「見える化」し、目標を持つことが重要だという内容でした。
決算書類の目的は、貸借対照表(バランスシート)は資産と負債の状況をチェック、損益計算書は単年度の収支をチェックする為です。

たまには、自分の決算状況の確認も必要ですね。自分の決算書対の作成は会社ほどではなく、簡単でシンプルなはずです。

以下の貸借対照表、損益計算書の勘定科目に数字を入れてみましょう。単位は円でも、万円でも結構です。現状が把握できればばいいのですから・・・
BS

資産と負債のバランスは如何でしたか?
新聞記事では、純資産の部がプラスなら「健全な家計」で、マイナスなら「危ない状態だ」としています。マイナスなら、会社では、倒産の危機にあり、無駄な経費をカットして経営を立て直さなくてはならない状態をいいます。

その上で、我家の貸借対照表で純資産がマイナスの場合は、今年一年は、負債を無くすように・・・。プラスの場合は、安心せずに、純資産を増やすことを目標に頑張りましょう。それも、今年何%増加させるかの目標を決めておきましょうという助言でした。

ところで、純資産を増やすためには、収支を損益計算書で判定することになります。pl収支の黒字化が必要ですね。細かく円単位の数字は必要ありませんが、大まかにどの程度支出があるかチェックすることも必要ですね。

当然、収支が赤字になれば、銃運資産は減少します。
目標は、単年度黒字化です。

収入の部の「その他収入」は、株等の利益を見込んでいます。今年から、NISAがスタートしますので、検討の余地が有るかもしれません。
ただし、「その他収入」が、赤字になっては意味がありません。欲張らず、リスクを最小限にして運用しましょう。

今年、純資産が赤字の方は収支を改善し純資産が黒字化するよう、また既に黒字の方は純資産がより増加するよう目標を持って今年一年を・・・