カードローンの広告

 カードローンでは、こんなあなたでも申込みが可能です。
収入が少ない「パート・アルバイト」もOK
勤続年数が短い「新卒・派遣社員」でも申込みできる。
ネットから24時間申込みOK。「1時間で、またその日のうちに」利用可能♪
さらに、審査結果がすぐ分かるので、急ぎのあなたも安心なんです♪
カードローンの申込案内サイトからです。

 ネットで「カードローン」を検索すると、上の様なフレーズが並んでいます。最近、カードローンの残高急増に伴う多重債務者の増加が懸念されています。その結果、広告の出稿量の見直しも議論されているようです。

 貸金業者が加盟している貸金業協会では、広告に関して自主規制を行っています。
 広告内容に記載すべき項目は 貸金業法に沿って規制されています。
・商号・登録番号・貸付利率の表示(年率小数点1位まで)・返済方式・返済期間・返済回数の記載・遅延損害金や違約金の年利を記載・担保(有無)必要な場合は内容等です。

〇特に問題になるのは広告表現(キャッチコピー)です。
 ・安易な借入れを誘引する設定及び表現を避けること
 ・児童及び青少年への配慮をすること
 ・貸付条件を明示すること
 ・啓発的な要素を十分に取り入れたものにすることとなっています。
 「貸付条件の確認の上 使い過ぎ、借り過ぎに注意しましょう。借入は計画的に・・等」という文章は広告の中には記載がありますね。
貸金業協会では、以前より多重債務者発生の防止から、広告記事や媒体についても指導を行っています。

 カードローンの広告担当者は、貸金業者の自主規制を考慮していると思いますが・・・
 銀行などの金融機関も、貸出金額上限に伴う条件について見直ししているようです。
(貸金業者の貸出総額は、最大年収の1/3までが上限です)