買い物での「現金離れ」

金融広報中央委員会(事務局・日銀情報サービス局)の調査から、買い物などでの「現金離れ」が進んでいる。との報道がありました。
過去には、日本はキャッシュ社会でありましたが、ここにきて電子マネー(デビットカードを含む)やクレジットカードの急速な普及から、買い物などの日常的な支払いでの現金比率は、1千円超5千円以下の支払いでは81.2%、5千円超1万円以下で72.4%、1万円超5万円以下で55.9%、5万円超で44.5%と、急速に「現金離れ」が進んでいるとの報道でした。
 最近コンビニ、スーパーのレジで現金の代わりに電子マネー、クレジットカードを利用している人をよく見かけます。過去には「カード決済の可能なレジはここですよ」と表示されていた時期がありましたが、現在は当然のようにすべてのレジが対応しています。
 カードのハード面も、過去の磁気カードからICカード、非接触型カード、また生体認証による本人確認機能も格段に進んでいます。
 さらに最近では「フィンテック※」利用による「手ぶら決済」も実用化を目指して研究されているようです。

※「フィンテック」は、IT(情報技術)と金融が融合する次世代サービスのこと、
経済産業省も「フィンテック」に関する調査を今年度内に実施するとのことです。