電子マネーと共通ポイントの融合

 ローソンが電子マネー事業に参入すると発表しました。
共通ポイント機能付きのプリペイドカード「おさいふPonta(ポンタ)」を発行し、コンビニだけでなくJCBの加盟店でも利用できるよう提携したようです。さらに、店舗で決済できる電子マネーに「WAON(ワオン)」を追加すると発表しました。WAON(ワオン)の利用者には主婦や高齢者が多いことから、コンビニへの来店につなげる目的のようです。

現在、セブン&アイ・ホールディングスが「nanaco(ナナコ)」、イオンが「WAON(ワオン)」の電子マネーを発行していますが、ここにローソンが加わることになりました。
 電子マネー市場は鉄道やネット企業、スーパーなど競争が激しくなっています。駅で切符を買う手間や買い物での小銭のやりとりの手間が省けるなど顧客の利便性や、購入履歴などから商品開発力を高めるという狙いもあります。
そして同時に共通ポイントと電子マネーの融合も加速しています。
都市部では、交差点ごとにと言っていいほど各グループのコンビニがあります。
電子マネーの提携店舗の種類や自分の行動範囲内でよく使う店舗を考慮し、ポイントサービスも併せてどの組合せが良いのか悩みますね。