ゆうちょ銀行が住宅ローンの取扱を開始?・・・

以前より検討されていたゆうちょ銀行の新事業(住宅ローン)の取扱が具体化されることになりそうです。
ユーザーにとっては窓口が増加し、よい傾向ですけど・・

ゆうちょ銀行は大手メガバンク以上の規模です。預貯金残高だけでなく、ゆうちょ銀行には全国にはりめぐらせた郵便局ネットがあります。
国会で郵政民営化見直し法成立で、10月1日より、「郵便局株式会社」と「郵便事業株式会社」は会社統合によって「日本郵便株式会社」となります。そして、「日本郵便株式会社」、「株式会社ゆうちょ銀行」、「株式会社かんぽ生命保険」、「日本郵政株式会社」の4社からなる新たな「日本郵政グループ」がスタートします。
同時に、郵政民営化委員会は、日本郵政グループの新しい事業に対する考えを示し、傘下のゆうちょ銀行の住宅ローンのほか、かんぽ生命保険には新タイプの学資保険を認める方向を示しています。また、赤字の郵便事業は急いで効率を良くする必要があると指摘してます。
 その中で、ゆうちょ銀行・かんぽ生命保険の新事業開始は、民間各社が、大きな脅威になると反対しています。

 今回、日本郵政は指針にもとづいて、傘下のゆうちょ銀行やかんぽ生命保険などの新事業を申請していく方針で、とくに住宅ローンは、貯金を運用する際、利益をあげやすいと考えているようです。
 さらに、かんぽ生命は、今の学資保険から死亡保障を除き、その分、保険料を安くするタイプなどを検討しています。がん保険に新たに参入することには「国内では米国の生保会社が地盤を築き、崩すのは難しい」と否定的な考えを示しましたが、意欲は充分のようです。

日本郵政グループの事業どうなるのでしょうか?