デビットカード決済でキャッシュバックサービス

この度、みずほ銀行は4月から、百貨店や書店などでの買い物(200円以上の利用額)を銀行カード(キャッシュカード)で支払った顧客に、利用額の一部を預金口座に返す(0.5%)銀行業界では初めてのサービスを始める。みずほ銀の銀行カードを持つ約2400万人全員が対象。と発表しました。超低金利で預金をためておくだけでは利息がわずかしか得られない預金者に、別の形で還元するそうです。

デビットカードとは、あまり聞きなれない名前ですが、金融機関で発行されたキャッシュカードで、お買い物やお食事代のお支払いが出来る仕組みのことです。お支払いの際にキャッシュカードを提示し、端末に暗証番号を入力すると、ご利用代金がお客様の金融機関の口座から即時に引き落とされ、お店の口座へ入金(大半は即時)される仕組みです。ご利用頂ける店舗は”J-debit”のマークのあるお店で、キャッシュレスでお買物が出来ます。

このカードのメリットは・・・
①クレジットカードのような申込み時の審査が無いので、誰でも、口座開設と共に発行される
②現金支払いと同様の扱いですから、量販店等での特典サービスは現金と同じになる加盟店が多い。
③利用限度額の設定が出来たり、口座残高以上利用できないので、使いすぎの心配は無い。等々です。

今回、普通預金の顧客へのサービス拡大を狙い、キャッシュバックのサービスを追加したことが記事になりました。デビットカードは以前より発行されていましたが、クレジットカードと比較するとデビットカードはポイントサービスなどの還元はなく、あっても還元率が低くかった。そのため、クレジットカードを利用する人が多くなっていました。
しかし、キャッシュバックが0.5%になり、更に販売店のポイントが還元されるとデビットカード利用の検討は必要ですね。

今回、みずほ銀行のデビットカード還元率が、0.5%になりました。
これから各銀行のキャッシュバック競争が起こるかもしれませんね。