増税での1円玉・5円玉の製造再開vs電子マネー?
来年の消費税引上げに伴い、1円玉と5円玉のコインの製造を財務省が2014年度に再開する方針との報道がありました。1円玉は4年ぶり、5円玉も6年ぶりの製造
再開のようです。特に、1円玉と5円玉は電子マネーの広がりから需要が低迷していましたが、今回は消費税導入による需要拡大の見込みにあわせるそうです。
一方、電子マネーも消費税引き上げで、端数も含め柔軟な価格設定に対応しやすいため、利用できる場所の拡大を図っています。今迄、鉄道やコンビニ、スーパーなど小売店で先行していた利用場所も増加しています。特に、小額の買物はクレジットカードより電子マネーのほうがより支持されているようです。
また、貨幣を利用する自販機等も、今回の消費税引上げは将来2度に分けて行われる予定なので、対応が大変でしょう。
利用者からすれば、小銭を持ち歩くより普及の進んだ電子マネーの利用の機会が、増税でより増えるかもしれませんね。