関西みらいFG

今年の4月に発足した関西みらいFDの第1次中期経営計画の発表によると、2020年には利益が1.5倍に増やすとの内容でした。

関西みらいFGは、昨年夏に、りそなグループの近畿大阪銀行と、三井住友グループの関西アーバン銀行・みなと銀行の地銀グループが、統合を検討している旨の報道があり、その結果、今年4月に親会社の枠を超えて統合し誕生した関西最大の地銀グループで、今後の動向が注目されていました。
そして今回の中期経営計画では、2020年には、純益1.5倍になるとの発表になりました。

具体的には、本部人員の削減、システムの合理化、店舗の再編による経費削減と、中小企業向けの貸出残高を伸ばす。事によるとのこと。ただし、総資産が同規模の、千葉銀行との比較では、人件費等の経費割合が多く、今後の事務効率化により発生する人材の活用が求められているところです。

地域金融機関の、将来は、関西だけでなく、全国的に非常に厳しいものがありますね。
金融庁の課題でもあります。