教育(学費)ローンについて

「信販会社の学費ローン好調 大学と連携、手続き簡単に」との記事が掲載されていました。

 入試の始まった今、合格した場合の入学金の準備は大丈夫でしょうか?
 合格発表後には入学金など大きなお金が必要となります。日本学生支援機構の奨学金に「入学時特別増額貸与奨学金」の制度がありますが、支給開始が進学後からとなっているので、入学前納付金等に奨学金を充当することができません。そうした場合に・・・・

各金融機関で教育ローン制度があります。

 ○国の教育ローン-日本政策金融公庫(日本公庫)
  窓口は直営店舗・最寄りの金融機関(銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、農協、漁協)
 ○その他、民間の金融機関(ろうきん・JAバンク・銀行・信販)等独自の制度があります。

今回の記事は、信販会社大手が、申し込みや審査の手続き(Web申込対応など)を簡単にして、ユーザーの要望に応え、大学などと提携した学費ローンの取扱高を伸ばしている。という内容でした。
銀行が扱う教育ローンは窓口での手続きが必要なケースが多く、審査も1週間程度かかるが、信販会社だとネットで申込みができ、審査も最短1日程度で済むので使い勝手がいいのです。

合格発表後、すぐに入学金などを用意しなければならない家庭にとって、便利な制度です。しかし、民間の教育ローンの場合、融資に際して収入等の条件や利率などは、利率等が高くなります。ご注意ください!!

全国大学生活協同組合連合会の調査によると、奨学金を受け取る学生の割合は過去最高水準。教育費の捻出に悩む家計の厳しさは増している。との内容でした。

一方、教育ローンとは違いますが、高額になる教育資金への対策として新聞報道で「孫の教育資金、非課税に 上限1500万円で調整 政府の緊急経済対策」も検討されているようです。

金融機関の窓口に相談の前に、各種教育ローンの制度を調べておきましょう。準備は、前もって計画的に、返済計画も検討しましょう。