個人向け金融でノンバンク各社が 新興国へ

数年前から、国内の信販会社各社、各金融機関のノンバンク各社は、国内市場の縮小(経済低迷と貸金業法改正)で、社員のリストラを行う等の対応を行いましたが、国内市場は、デフレから脱却できず、消費は冷えたまま。こんな状態を回避するためノンバンク各社は、アジアを中心とした新興国市場への進出を始めました。

特に、中小企業が進出している国と同じ様な国名が、見えています。
過去には、台湾、タイが中心でしたが、最近は、中国、ベトナム、インドネシア、更に、ブラジル、レバノン、バングラディシュと広がっています。

国名 社名 商品
中国 SMBCコンシューマーファイナンス
アコム
オリエントコーポレーション
無担保ローン
    
自動車ローン
ベトナム ジャックス
クレデイセゾン
信販会社セディナ
二輪車のローン
自動車・家電ローン
クレジットカード
インドネシア 自国ノンバンク各社 自動車やバイクの販売
ブラジル
レバノン
バングラディシュ
ミャンマー
    
JCB
   
クレジットカード

新興国各国とも、消費者が経済的に豊かになり、食生活から、より便利で豊かな生活を求めるようになった証拠でしょう。

クレジット(カード・ショッピング)のシステムは、先進国の市場が飽和状態になるなか、新興国市場の開拓が成長のカギを握る状態になっています。

一方、政治的な理由(韓国との竹島問題等)(三井住友カード、韓国への日本人旅行者を対象にした新たなプリペイドカードの発行を、当初計画の9月から延期すると発表した。ソウルで8月22日に開くはずだった新カードとサービス内容の記者会見も延期した。)で、日本人向け会員向けの外国でのサービス提供を延期している例もあります。早く問題が解決され、スムーズな展開ができるようになってほしいと願っております。

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