自動振替制度について
通帳を見てみてみましょう。意外に通帳は見ないもの、キャッシュカードさえあれば、入出金出来、また残高も分かるので、大丈夫ですね!
気になるのはお支払欄、水道・電気・ガス・電話・新聞・会費・引出金額(利用手数料)・振込支払(振込手数料)・自動支払(自動引落し、口座振替とも言う)となります。
一体いくら支払っているのでしょう、毎月の請求概算を知っておきましょう。
仕組みは、どうなっているのでしょうか?
手続きは、まず口座振替依頼書(自分の口座から***会社の口座へ請求金額を振替えてください)を作成します。(***請求会社名)
よくクレジット会社は27日、カード会社は10日というように、引落し日が決まっています。だから、請求が同一日に重なるケースが多いのです。
クレジット会社・カード会社・水道・電気・ガス・電話代等はすべてこの手続きで契約しています。また、学習塾、テニスクラブ、スポーツジムの場合は、集金代行会社と言って、クレジット・カード会社が代行してそれぞれの会費を引落します。(引落し会社は、クレジット・カード会社になります。通帳の記載名は、各金融機関で違います。)
同日に3件の引落しのケースでは、請求の順番で引落し(各社の請求データのセット順)します。
例) 請求が3件、引落し順位が以下の通りなら
A 25,000円 B 5,000円 C 10,000円の場合
通帳残高が30,000円であれば、
Aのみが引落され、B、Cは引落し不能となるのです。(通帳への引落しの記載は1件です)
反対にB、C、Aの順序だとB、Cは引落(通帳の記載は2件です)となり、Aだけが引落し不能です。
当然、各社とも自社請求の順位が1番になれば、入金できる確立が高くなるので、一番の順位を希望しています。
通帳を見ると、どの会社から引落されるかは、月により違っている場合が多く見られます。引落しの順位は、引落し会社に平等にとの事で、大抵は順位を入替えます。(債務者の都合では順位を変更できません)
注意しておかないと、電話料金、ガス代等、請求金額があまり一定でない金額が、当日、或いは前日に引落されると、クレジット・カード会社等の金額が落ちないケースが発生します。
さらに、引落し前に、クレジット会社の請求額を直接会社宛に入金した場合、引落停止処理が間に合わないケースも発生します。このケースでは、請求額を通帳に入金しておくことですね!(=通常会社より説明があります。)
総合口座なら残高がマイナスでも支払い出来ますが・・・
その後、入金遅れの通知で後から慌てることになります。
ところで、金融機関のローンカードの場合は、違っています・・・