金融機関のサービス向上と経費の削減
マイナス金利導入から各金融機関は、住宅ローンの金利引き下げと同時に窓口の利便性向上にも動いています。新聞報道によれば、以下のようなサービスを開始し、利便性を高めるようです。
りそな銀行グループ・・口座開設など手続きで印鑑を不要とする効率化
セブン銀行・・・・・・キャッシュカードがなくてもスマホで現金が出金できるシステムの開発
三井住友銀行・・・・・顧客対応の標準化と底上げのためオペレーター応対業務に人工知能の導入
三菱東京UFJ銀行・・仮想通貨「MUFGコイン」を一般の利用者向けに発行
みずほ銀行など・・・・店のレジや宅配業者が持つ端末でのキャッシュカードで預金の引出し
金融庁が銀行などの業務範囲の規制緩和を行うにあたり、各金融機関はフィンテックやシステム開発で利用者の簡便性とスピードアップを目標に知恵を絞っているようです。
我々利用者にはありがたいことですが、旅行会社大手のJTBから大量の個人情報漏えい、アフリカ銀行のクレジットカードの偽造カード問題等も起こっています。各種個人情報の安全性確保はしっかりお願いしたいところです。