耐震工事の最中、地震の誤報騒ぎ(8月8日)

新築後30年以上、その後の増改築から20年を超えた我家、近所の耐震工事の内容を見聞きして、我家も助成金を使って耐震工事を行うことにしました。
そこで市役所へ申請に行き業者の紹介を受けました。一級建築士の耐震診断料は10万円(申請後、結果として全額補助金が支給される)。また、診断結果に基づき耐震工事(屋根の改修、柱の補強・・・見積りは150万円)をすれば、工事費の助成金(最大60万円)を受給できるとのこと(各地方自治体で、助成金の金額は違っています。昨年度ならエコポイントも頂けたのに残念・・・)。
「このままでは、大地震が来れば最悪、倒壊の可能性が高いですよ」という説明に後押しされ工事を依頼(耐震工事の需要は多いそうで、我家で3ヶ月待ちの状態。但し、震災後は消費者の不安心理につけ込む悪徳業者も現れているようなので契約は急がず、複数の業者から見積もりを取るなど冷静な判断をしましょう。)
今回は追加で、お風呂、トイレ等の水周りの改装を入れて350万円の見積りとなりました。耐震改修と同時に水回りやバリアフリーなどのリフォームをやれば、別々に工事をするより全体でみたコストが抑えられることもあるようです。

7月末より工事開始、丁度、耐震構造の工事が一段落したその日、例の地震の誤報騒ぎ。「奈良県で大規模な地震発生、揺れに注意・・」と携帯・市民の広報・テレビ等で警報が鳴り響きましたね。私は・・・「耐震部分は完了したし、来るなら来い」と待ち構えました。震度6までの地震の損害は保証しますとの業者の説明もありましたし。

ご存知のように結果は何も無かったのですが・・・この誤報の影響で、近所の方達が工事の見学に。更に耐震工事の依頼が増えたとか。
工事の完成は今週末です。今、私の部屋は物置状態、早い完了を待ち望んでいます。風呂の利用できない一週間は毎日銭湯へ、久しぶりに大きな湯船で満足しました。さらに銭湯では、定期的に演芸の公演があることも知ってビックリ。
さて一部分の改装では古い部分と改装部分が混在。見栄えについて話すと一級建築士は「取敢えず、倒れないことが一番でしょう?」と・・・。納得。

住宅に関しては、耐震、太陽光発電等々助成金が用意されています。また、所得税や固定資産税の控除など税法上のメリットもあります。ぜひ各自治体のHPを確認してみて下さい。