CICとJICCの情報量が、逆転

平成23年11月に情報センターのCICとJICCの情報件数、情報残高が逆転したと、新聞報道がありました。

     
JICC(平成24年1月)へ登録されている貸金業法対象の残高有り人数は1,402万人 貸出残高は、96,903億円。一方CIC(平成24年1月)へ登録されている人数は1,485万人 貸出残高は、99,046億円となり
CICの情報量が多くなりました。ただし、両センターとも、残高有りの登録人数・貸出残高は減少しています。

JICCは、そもそも貸金情報専門で、大きな影響力を持っており、個人向けの貸金事業を行う上で、必要不可欠な情報を保有しています。銀行の新規加入も増えています。今回の情報量の逆転は、貸金業法改正から小規模業者の大半が廃業したこと。また、総量規制で、貸出残高が減少したことが大きな原因でしょう。

貸金業界の個人向け融資残高も9兆円台とピーク時の45%台に・・
貸金業界の残高が、銀行に振り変わったわけでもないようです。
 銀行の個人ローンの現状は、ユーザーの貸金ニーズに十分対応出来ていないと言う見方もある一方で、最近、一部の銀行が、貸金業者を自行の傘下に取り込んでいます・・・どこが勝ち残るのでしょう・・・
 

貸金業界は、いまだ厳冬期ですね、社員も、大幅に減少。失業社員もかなり見られるとか・・・早く落ち着いて欲しいものですね・・・