日本ATM、中国民生銀行とATMの監視業務
今年に入り、中国は銀行のIT機器規制から、主な貿易相手国のメーカーにATMなどの技術情報の開示や中国の国内技術の利用などを求める内容を要求していましたが、日本国内の各メーカーは一斉に反発していたようです。
先日、日本ATMと中国民生銀行との共同企業体が民間金融機関のATM障害の対応業務などを請け負い、即日に修理するなど日本と同じ水準のサポート体制を構築する。という報道がありました。
中国ではATMの保守体制の不備により、キャッシュカードや紙幣が詰まると修理に1週間程度かかっているそうです。
ATMは窓口業務の合理化、土日営業や時間延長等の利用者サービスの拡大には欠かせないシステムです。
銀行の利用者にとっては便利で良いことですが、その結果として技術情報の開示につながらなければ、国内メーカーも安心なのですが・・・
日本のATMの機能は非常に優れていますが、金融機関のATMの利用体制は外国に遅れているようです。早い時期にATMの休日運用、稼働時間の延長を実施していただきたいですね。