経産省、ビッグデータ活用を後押し

最近、ビッグデータの活用に関する記事が良く見られます
ビッグデータとは、通常のデータベース管理ツールなどで取り扱う事が困難なほど巨大な大きさのデータ群のことです。なんと新聞の朝刊で数十万年分に相当する数百テラ(テラは1兆)バイト以上のものをいいます。

莫大な量のデータから様々な局面に発生した巨大データの集まりを分析することでビジネス傾向の特定、病気の予防、犯罪の対策などにメリットがあると言われています。

現在では、すでに電子商取引サイトで、顧客の年齢や性別、職業や地域に応じた商品の売れ筋を分析。消費者の嗜好に合った「お薦め商品」を提案することに利用されているたり、SNSの投稿内容と商品の売れ行きを結びつけ、マーケティングに利用する企業もあります。

今回、経済産業省はプライバシーに配慮した指針策定で企業の個人情報利用を促し、顧客データの分析を通じた市場開拓を後押しする方向で、企業が顧客の個人情報を二次利用するための指針をまとめました。年内にもガイドラインを作成する動きです。
 内容は、物品の購入履歴や性別など消費者が同意した情報に限り、他の企業への販売などを認める模様です。

具体的な項目等の詳細は不明ですが、
 (1)利用する個人情報の項目
 (2)情報の利用目的
 (3)第三者への提供の有無――など
 その上で二次利用を認める個人情報を消費者が選べる仕組みを導入するとしています。

どの様な分析で利用されるのかわからないので不安もありますね