金融機関のサービス時間延長
先日全国銀行協会より、国内の銀行から他行向けに当日振り込める時間を延ばす方針が正式に表明されました。金融機関の営業時間については各銀行で相違がありますが、振込については15時以降は翌日扱いとなる銀行がほとんどです。
金融機関は「全銀システム」を使ってデータをやりとりしているため、運用時間が制限されています。これに合わせて各取引の基準など過去から商慣行があります。
個人的にもネット通販でクレジットカード利用に不安があるときは銀行振込を選ぶのですが、営業時間内に銀行へ行くには制約もあり、時間を過ぎると翌日扱いの振込になる等不便を感じていました。
振込時間の延長はネット通販での金融機関の決済手段、災害や冠婚葬祭など急ぎの送金に対応できるようになるというメリットがあり、利用者にはありがたいことです。
今回の動きは、世界的には米ペイパルやビットコインなど非銀行による決済手段の広がりによる危機感からの動きのようです。
各金融機関も利用者のニーズに合わせた運用時間対応を急いで頂きたいですね・・・