家族カードやETCカード等追加カードについてのミニ知識を教えます
家族カードについて
奥さんに家族カードを持ってもらい、夫婦で共通のポイントを貯めていきたい・・・ ・電子マネーやETCカード使用時も、ポイントや引落口座をまとめたい・・・ こんなニーズにマッチしているのが家族カードや子カードと呼ばれる追加カードです。 お金計画.comでは、こうした追加カードについて賢く使う方法をご紹介します。
家族カードのメリット2つ
家族カードのメリットは、大きく2つあります。
①一つの口座で決済され、ポイントも賢く貯められます
②ゴールドカードの場合、夫婦で空港ラウンジ等が無料で利用できます
但し、このメリットには、厳し~い大前提が必要です。 それは、「夫婦円満であること!」です。
一見メリットが多い家族カードですが、大前提が崩れると、以下に示す怖い事態に陥ります。
①利用明細から、どこで何をしていたかがバレテしまう
②住所や書類送付先等をこっそり変えられてしまう場合がある です。
たとえば、別居中の夫婦が家族カードを使っていたら、離婚調停時に不利となる情報も、ダダ漏れになってしまいます。
ポイント等も勝手に交換されてしまうケースも考えられます。
神経戦に陥った夫婦に家族カードは、とどめを刺す最終兵器になりかねませんのでぜひご注意ください。
ETCカードについて
また、ETCカードですが、親カードとETCカードの引き落としは合算精算となり、全てポイント対象となりますので、一番貯めたいポイントのカードを親カードとしたETCカードを使うのがお勧めです。
ただし、ここにも落とし穴がある場合があります。
一つ目は有効期限が親カードとETCカードで異なる場合です。
同時申し込みなら同時に更新時期を迎えますが、ETCカードを親カード入会後しばらくしてから申し込んだ場合、更新月が異なる場合があります。変な時期に、更新ETCカードだけ送ってくる場合、車載器への差替えを失念してしまいがちであり、結果ゲートが突然開かなくなる日がやってきますのでご注意ください。
なお、ETCカードは、有効期限しか見ていないため、親カードの支払いが延滞中であったり、解約済みであっても、期限内なら高速道路では使えるようです。もちろん請求も来るようですが・・・。
カードの有効期限は、ネットショップやトラベルサイト等で、「よく使用するカード」として設定している場合にも、知らぬ間に期限切れとなる場合があります。また、来年5月に予定されています改元の際は、和暦表示の場合12年間は「年/月」なのか、「月/年」なのか読み間違うトラブルも発生します。カードは西暦表示が一般的ですが、注意して賢くサービスを利用していきましょう。