信用って何でしょう?

よく信用できる人できない人と言いますが、何でしょうか?
当たり前のような事ですが、これは約束を守る人のことです。

もし貴方が、友人から「お金」を貸してほしいといわれた時どうしますか?

たまたま財布を忘れた、明日返すから・・・。
同じ人から度々貸して、と言われると・・・。
これ以外にも、金額によってもさらに心中複雑さが錯綜しますよね!

いろんな判断から、信頼できると思えば、きっと融通してあげることでしょう。
そして約束通り遅れないで、返済してもらえれば信用は以前より少しなりともアップするでしょう。
一方、遅れたり返済してもらえなければ、今までの人間関係どころか、お付き合い自体が崩れる深刻な関係になる事も少なくありません。

融資を行う金融機関や、クレジット会社、消費者金融会社の場合も同じです。
融資する側の安心度(優良顧客)は、約束を守ってくれると言うことです。

この約束を守れるか守れないかの実績を、融資審査の一つとして確認するための一つに、個人信用情報センターがあります。

個人信用情報センターは、顧客情報を蓄積し、参加している融資を行う会員会社同士で利用する組織です。
そこには、申込時期、最近返済日、最近融資金額、現在残高金額、残高件数が照会出来るようになっています。
情報の内容を見ると、顧客の生活パターン、日頃の消費行動の他、計画性はどうかまで推測できます。

つまり融資を行う側の「信用」とは、お仕事のポジションや、出身大学などよりは、「その個人がどれだけの期間、約束通り(約定)期日を守って支払った(完済)のか? or 支払い続けている」
の部分で、決して一度で積み上げる事が出来ない部分が、ここでいう「信用」の事となります。
 
 

信用とは一朝一夕には決して作れません。
日ごろの積み重ねが、大きな信用につながります。