以前「まねきのえきそば」が、クラウドファンディングで店舗の改装資金を募集していることをお伝えしましたが、アニメ映画「この世界の片隅に」も、製作資金の一部をクラウドファンディングで援助してもらったということを知りました。

　最低出資額は＠2160円～で、＠10,800円以上なら、映画のエンドロールで名前が流されることから、希望資金以上のおよそ4,000万円の出資があったそうです。実際に2,000名の名前がエンドロールで流されているそうです。
　また、最近ヒットしている「君の名は。」、「シン・ゴジラ」の映画は、実際に存在している身近な場所を舞台にしており、「聖地」として映画鑑賞した数多く人が該当の場所を訪れ映像と同じ所で記念撮影しています。

このように、内容が第一ですが、「自分も参加している感」の仕掛けが効果的だったのでしょう。新しいSNSによる情報共有もヒットの原因ですが、顧客ファーストの新しい形の仕組みも注目されますね。