消費税の増税については、商品や販売方法により軽減税率が検討されており、増税後の消費生活がどのように変るのか色々議論されているところだ。
一方で、消費増税対策では、住宅エコポイント復活や、クレジットカードの加盟店手数料引下げ等が検討されていることが報道されている。

　住宅エコポイントについては、前回の消費増税時の経験で、予測できる。
　また、今回明らかになった、カード手数料引下げについては、クレジットカードなどのキャッシュレス決済には決済会社にポイントを還元する案を考えていると言う。
　なので、各国に比較すると遅れているキャッシュレスの推進も兼ねる動きのようだ。

　ただ、クレジットカード業界の収益は、販売手数料だけでは経営的に厳しい状況だ。その為、カード各社は、キャッシングビジネスを展開している状況がある。今回のポイント還元が何時まで続くのか不明だが、将来の手数料の引下げのダメージは大きいと思う。

　また、報道にもあるが、運用システムとして、ポイントサービス機能を持たないカード会社もある。カード会社の開発費の問題や、カード加盟店の決済端末の設置費用等も発生する。
　暫く、混乱が続くと思われますね。