自己破産が増加しいているとの新聞報道がありました。
報道では、無職なのに100万円以上の融資があったとの報道もあります。高額な貸付は、延滞のリスクを先送りすることになります。特に、銀行は、低金利ですが、貸金業者のような年収制限がありません。
最近では、低金利による収益減少から、金融機関内でカードローンの会員獲得競争も起こり、貸金業者では年収制限で融資できないユーザーにも銀行が融資している状況も見られるようです。
貸金業者は情報センターで借入内容を確認して、年収の1/3以下にすることが法律で義務付けられています。ところが、銀行にはそのような規制はありません。
以前、「サラ金に多額の利用があり・・・」等で事件が報道されました。今回の件で、「銀行に多額の借入があり・・・」等の報道が発生しないように期待しています。
金融担当相が「(過剰融資が)どんどんエスカレートしないか危惧している。我々がいかがなものかとやる前に対応しないと、いかにもみっともない」というのも理解できますね。
今回のような、個人破産の増加が今回だけのことだと良いですね。