無担保融資の貸倒費用が増加している。
銀行カードローンの残高増加に伴う支払い遅れの増加が心配されていましたが、銀行の保証会社の貸倒関連費用が増加し高水準になったとの報道がありました。
特に、メガバンクにとっても、保証業務を行う会社は、グループ会社であり影響は大きいものがあります。
カードローンの融資残高増加には
①貸金業界の様な融資規制がないことも原因ですが、
②積極的なカードローンの募集から、クレジットカードからの借り換え需要もあると言われています。
リボ払いの金利は15%前後、一方で、銀行カードローンの金利は、それ以上に低利率であることが多く、乗換していると・・・
さらに、乗換から復活した利用枠を更にクレジットで使う悪循環もあるようです。
制度上の問題点としては、
ユーザーの利用状況が、一元化されてなく、銀行業界と、貸金、割賦協会などの利用情報が別々に情報収集されていることも影響していると思われます。
個人情報(特に、お金の利用情報)の扱いは、当然慎重であるべきですが、顧客の将来ことを考えれば、情報の一元化は必要な事かもしれません。
利用者は、計画的な利用を考えたいですね。
また、将来の予測は、難しいものです。余裕を持った使い方だ必要です。
思わぬ出費もあります。