森永乳業の通販サイトからの顧客のクレジットカード情報流出し、既に、およそ300件の不正利用が発生していた、との報道がありました。今回の不正使用の被害は、森永乳業が補償してくれるそうですが・・・
調査結果を見ると、
ネット通販からの個人情報が、漏洩し、不正利用されたケースです。
発端は、“クレジットカード会社から情報が不正利用されている。”との連絡からだったようです。
調査結果では、漏洩している可能性は、
① 時期は、数年前からで、
② 漏洩対象は、サイト利用者が92,000人
③ カード決済情報は、およそ30,000人と発表されています。
〇利用者側の注意点
① 利用者の我々も、利用明細書の確認を怠ってはなりません。
注意しておく必要があります。
不審な点については、カード会社で確認すると、調査の上、希望すれば、利用ストップもできます。
その後の、手続きは、カード会社により違うと思います。
② クレジットカードを紛失・盗難したケースでは、
クレジットカード会社に連絡すれば、今後の利用をストップできます。
会社から、警察(近くの派出所で可)に紛失届を出しておくように案内されます。
警察では、おおよその状況を伝えることになります。
過去に数人同時に盗難の被害に会い、皆さんと一緒に、被害届を出したことが有りますが、そのあとの各金融機関の手続きが大変でした。
〇カード会社の不正利用への対応
不自然な利用には、カード会社から本人確認の連絡がある。
・レジで、本人確認するケース。
・不自然な利用では、一方的に、クレジットカード利用ストップ。
・カード利用後に、購入確認。
今回の事件は、旧システム利用中の出来事で、開発の遅れが事件に繋がったようですね。
利用者にとっては、全額補填されても、手続きが大変。
会社にとっても、イメージダウンや、対応費用など、その負担は大きいものがあります。安心して利用できる環境整備をお願いしたいものです。