カード申込み、情報センターでの個人情報確認、公的機関に登録されている自分の情報確認等々、
色々なところで、身分証明書の提示を求められます。
身分証明書は、自分であることを証明する書類です。(本人確認資料とも言います)
特に、最近は、個人情報保護の観点から、自分の情報確認の為には、本人確認が、必須の手続きとなっています。
本人確認資料は、一般的に、官公庁や学校・会社・団体など公的機関が発行する証明書等が利用されています。
通常、本人確認資料としては、写真付なら1種類、それ以外の場合には、2種類要求されます。
身近なもので、写真のある証明書として、運転免許証・パスポート・その他写真付公的証明書などがあります。
写真のない証明書としては、住民票及び健康保険証、印鑑証明書等があります。
ところで、運転免許の上限年齢は、法令で規定はありませんが、以前より、高齢者の交通事故を減らす目的で運転免許返納制度がスタートしていました。制度の内容は、返納後、公的な身分証明書として使える経歴証明書を発行していましたが、有効期間(有効期間6ヶ月)が過ぎると「身分証明書がなくなる」との苦情がありました。、この度、免許を返納した際に受け取れる経歴証明書が今年4月から生涯有効化するこようになったので、急速に返納件数が増加して来ました。
本人確認資料の為に、運転しないけど免許証を持っている方も多く存在します。更に、免許証は、更新しなくてはならないのです。今回の制度改訂は、身分証明書として、免許証が如何に一般的だったのかを示しています。