関西アーバン銀行は、契約者の女性配偶者のがん保障100万円を付けた住宅ローン商品「新 三大あんしん保障付き住宅ローン(奥様あんしんプラン)」を、12月12日より発売すると発表しました。
通常、住宅ローンには、団体信用生命保険加入が条件ですが、保障内容は、債務者の死亡・高度障害発生時だけに、住宅ローン残高に充当されます。それ以外の病気・怪我で入院等の費用は保障されません。
関西アーバン銀行は、団体信用生命保険の保障外になる入院保障や三大疾病保障、がん保障(上乗せ金利0.1~0.9%)がついた「三大あんしん保障付き住宅ローン」を販売していましたが、今回、上乗せ金利なしのオプションとして「奥様にもがん保険の適用を追加した制度」のプランを追加できるようにしました。家族が「がん」になると、医療費は莫大になります。今回の追加プランは、返済リスクを少しでも軽減しようという銀行の試みです。
住宅ローンは、返済期間の長~いローン、世帯主が病気や怪我で就業不能になるケースもあります。団体信用生命保険だけでは安心できません。将来のリスク対策はよく検討して下さい。
もし、不幸にして長期の就業不能となったサラリーマンの場合・・・
①就業中の事故・疾病の場合、労災就業中の負傷(怪我)、疾病(病気)、障害、死亡する災害を補償する制度ですが適用され休業給付・傷病年金・障害年金が給付されます。
②それ以外のケースでは、社会保険の健康保険から傷病手当金1年6ヶ月間、ただし、支給金額は、毎月、標準報酬月額の2/3です。が支給されます。
その後も障害が残っている場合は、状況により障害給付を受けることが出来ます。
それぞれ、現在の収入を補償する制度で、支給額・支給期間も違います。
③その他、会社のリストラ・倒産・解雇で仕事を失うケースも有ります。
別の機会でお話します。
興味のある方は研究して下さい。