○ある金融機関おはなしです。
「金融は、サービス業である・・・」と思った経緯は・・・
銀行に振込に行くよりもコンビニへ振込に行くほうが便利。
なるほど、コンビニのほうが店舗も多いし営業時間が長いですね
○では、サービス業として求められる銀行像とは
一般向け | ・入りやすい銀行(銀行に遊びに行く感覚)・・・ ・預金したくなる制度・仕組み(ポイント制度) ・困った時の金融サービス(営業時間延長と出張窓口・スピーディーな融資) ・気軽に、立ち寄れる店舗、安心なマイバンク(各種ローン) |
企業向け | ・地場産業への安心できる支援体制(スピーディーな融資) ・経営相談(企業の強み・弱みの指導・経営相談・公的支援制度の案内他) ・早めに相談できる雰囲気、入りやすい店舗 ・企業のマッチング企画(企業の強み・弱みのからのマッチング) ・商談会の開催企画(バイヤーへの案内) |
その基本は、地域との繋がり、子から親までの付合いの出来る地域銀行を目指しているとの事。
その為、銀行員の異業種研修で、一年間コンビニで研修を受けさせる銀行もあるようです。
経営計数だけで、事業を判断してはならないことの教育でした。
このポリシーを実践している金融機関があるのは驚きでした。利益率だけを追求する他の金融機関の経営陣には、耳の痛い話ですね。
以前、ある消費者金融会社が、街のコンビニキャッシングを目指し、無人自動契約機が大ヒットしたことは、お客様のニーズにマッチした結果だったのです。