配達の負担が重く“将来の無人配達”の検証から、自動運転を活用した物流サービス「ロボネコヤマト」プロジェクトの実用実験がスタートしました。提供されている写真を見ると、専用ロッカーを積載した自動車が指定時間・場所に無人自動車で到着、顧客は、専用ロッカーキーにより商品を受取る仕組みの様です。
その他に楽天と日本郵便は荷物の再配達の防止から、利用者が留守中の配達場所を指定できるよう検討すると報道がありました。
「軒先の洗濯機の中」や「隣の家」といった指定も検討中だそうです。
以前から貨物便のドライバー不足が深刻になっています。求人雑誌にも毎回求人情報が出ています。
不足しているのは、宅配担当ドライバーさんだけでなく、大型貨物車のドライバーさん不足も重大で今後の物流危機が発生すると言われています。
原因は、ガソリン価格の高騰、請負金額の安さ等から、労働環境(時間・処遇)の改善が見られないこと。同時にドライバーさんの高齢化に伴う引退等からです。
いろいろ対策は検討されています。
・労働環境改善から、配達運賃値上げ、配達時間・受取り場所等の再検討。
・新しい配達方法実験「ロボネコヤマト」プロジェクト。ドローンを使った配達実験。
・大型貨物車では、鉄道コンテナ輸送の拡大、新幹線貨物列車の運行等
将来の自動運転と連結コンテナ自動車の検討等
ネット通販は、今後の高齢化や共働き世帯の増加から益々拡大して行くと思います。
物流の新しい方法の検討と省力化が大きな課題ですね。