政府は今秋開いた「働き方改革実現会議」の会合の中でいくつかの施策を出しています。
首相は 1番目に、同一労働同一賃金など非正規雇用の処遇改善。
2番目に、賃金引き上げと労働生産性の向上。
3番目に、時間外労働の上限規制の在り方など長時間労働の是正。
4番目に、雇用吸収力の高い産業への転職・再就職支援、人材育成、格差を固定化させない教育の問題。
5番目に、テレワーク、副業・兼業といった柔軟な働き方。
6番目に、働き方に中立的な社会保障制度・税制など女性・若者が活躍しやすい環境整備。
7番目に、高齢者の就業促進。
8番目に、病気の治療、そして子育て・介護と仕事の両立。
9番目に、外国人材の受入れの問題。などを検討するとしています。
『働き方改革』は、第三の矢で、構造改革の柱となり人々のワーク・ライフ・バランスにとっても、あるいは生産性にも必要な改革としています。
少子高齢化が進行する中で、いかに経済成長を維持するための労働力確保を進めていくか、を考えているようです。
労働環境や地域特性、教育レベル等の土台が異なる中で、中々ハードルが高いように思えます。
日本の幸福度ランキングが諸外国に比べて高くないことを考えると、上記の施策で本当に幸せで豊かな生活を送れるようになるのか少し疑問を感じるところです。
来年はさらに日本にとって、皆様にとって良い年になるよう期待したいですね。