団塊の世代も今年、65歳になり、65歳までの継続雇用も終了して、大半の時間を妻と「家」で過ごす時が来たようです。
昔の川柳で、「亭主元気で留守がいい!!」と言うのがありました。退職後、先輩から「自分の居所が無い!」という話も聞きます。
熟年離婚などもさわがれていましたね。
ところが、先日の新聞報道で、シニア夫婦 2人で一つ 大盛り食品シェア/旅行かばん共用 60代「関係に満足」と言う記事が出ていました。
記事では、シニア夫婦が1つのモノを分け合うスタイルが商品の売れ行きを伸ばしているそうです。
2人で分けて食べるため冷凍食品は大盛りが好調。また、パソコンや雑貨では互いに抵抗感なく使えるデザインの商品が受けているとか。
「夫が定年退職する団塊世代が増えるなか、今後も「仲良し夫婦」の消費が広がりそうだ。」との内容でした。高齢化社会、高齢者の財布を開かせる事が成功に繋がるということで、高齢者の消費動向が注目されて
います。
娘が、母親に自分の洋服を一緒に着ようというのはよく聞きますが、「自分だけでなく、お前も使えるよ」というのが新しい形でしょうか?
でも私も、妻のコートを借りたことがあります。団塊の世代ではありませんが、同感です。