どの様な事かというと・・・
皆さんにも、経験が有ると思いますが・・・衝動的に商品を買ったけど、やはりいらないと損を覚悟で売却することがありますよね。これは、「通常の商取引」として認められています。
一方、クレジットカードのショッピング枠現金化業者とは、年収制限貸金業者からの借入合計額は、年収の1/3迄と制限されています。ショッピング枠にはこの制限がありません。が無いカードのショッピング利用枠を悪用してカードで特定商品(業者より指定した商品)を購入させ、その特定商品を買取る際に高額の手数料を差引して現金を渡します。利用者は、カード会社に購入代金を支払いますが、実際は、非常に高額の手数料(利息)を払うことになります。
業者は、今まで、「通常の商取引」として合法であると、主張していたのです。(Webでも、コマーシャルが多く出ています。)
しかし、この様な取引は、実態は貸金業務であり、高額の手数料は、出資法を越えた違反金利であるとして、逮捕されました。
「ショッピング枠現金化」に関しては、クレジットカード会社も注意喚起していました。今回の逮捕は、健全な業界発展には、必要なことでした。また、クレジットカードを正しく利用されている会員の皆様にとり、不正利用の排除は、結果として朗報となります。