成人の年齢改正が成立し、2022年4月から、18歳を成人とすることになりました。
この改正により、一部制限はありますが、一般の契約行為が18歳から独自で可能になる点は大きな改正です。
特に、スマホや車の購入、また、クレジットカードやカードローンの取扱いについても親の同意は不要になり、今後は、自分で購入や契約をすることが出来ます。
全銀協は、今回の改正で可能になるカードローンの発行については慎重な審査を希望しているようですが、各行の自主性に任せることになりそうです。
一方で、安易なローン取組には、将来の自分の収入を先取りする事になります。計画的な利用にも、目先の誘惑、また、収入のリスクもあることをしっかり教えることが大切だと思えます。
現在でも、クレジット教育の遅れが指摘されています。今後は、金融業界や信用情報産業がより積極的に、クレジットの仕組み、信用情報についての啓蒙教育が希望されているところです。
今後の、キャッシュレス社会の発展には、クレジット教育、また、消費者を取巻く法律知識の習得は、必要な事です。
施行は3年先のことになりますが、時間はあまりありません。