りそなホールディングスは、キャッシュカードにデビット機能を標準搭載(10月から)し、カードの即時発行機も全店(2018年1月までに)設置予定のようです。
クレジット機能やデビッドカードの機能が付いたきキャッシュカードは各行が導入していますが、標準搭載でカードの即時発行は大手銀行で初めての取り組みです。
一枚のカードに複数の機能が付いたカードは、利便性の向上につながり、カード発行会社にとっては、常に財布の中に持ってもらえる「一枚のカード」になることが目標です。
既にデビッドカードは各金融機関で発行されていますが、今回の即時発行で利用が広く普及することでしょう。
デビッドカードは、クレジットカードと違って、審査は不要で誰にでも発行でき、未成年者にも安心して渡すことができるカードです。
利用者側にとっても、即時決済額は預金残高までの利用となる為、クレジットカードの様に悪用された場合の被害額も少なくなります。さらにデビッドカードは、お店のクレジットカードの決済端末を利用する為、初期投資も不要となります。また、利用者にとってもATMの運用時間も考慮しないで利用できることになります。
今後も、金融機関はこの様なサービス機能付きの商品の開発競争となるのでしょう。