昨年末、ビッグカメラとヨドバシカメラの通販サイトで、元日に届く福袋のネット販売が受付が始まるとサーバーがダウンし、その日のうちに休止する事態となりました。ネットに加えてスマートフォンの普及によるアクセス集中が原因のようです。再開するとすぐ完売したそうですが、スマートフォンが手軽な購入を後押ししているのでしょう。
金融機関のカードローンはPCやスマートフォンから申込みすると最短30分で審査が可能で、また手続きがスムーズにいけばカード発行や振り込みによる即日融資も可能です。
先日、住宅ローン審査も僅か15分程度で審査が完了し、融資の可否を連絡するサービスを始めるとの報道がありました。いままでは申込から決済まで数日かかっていましたが、住宅展示場やマンションギャラリーなどで不動産会社のタブレット端末等から申込みをすれば自動審査のうえ融資の可否が回答されるそうです。「購入可能か否か」が即断できるようになり、住宅販売業者にとっても販売の一助になると思われます。
消費者向け、事業者向けローンの顧客ニーズは、安心・簡便性・スピードです。
今後も、スマートフォン利用による金融サービスのスピードアップはポイントです。
ネットは地域を選びません。地方物産のネット販売も新しい切口でよく報道されています。地方活性化にももはやスマートフォン抜きでは商売が組み立てられない状況になりつつあるようです。