信用金庫の再編が加速してきた。摂津水都信用金庫(大阪府茨木市)と十三信用金庫(大阪市)は15日、来年2月をメドに合併すると正式発表した。預金量は1兆円超で中堅地方銀行に匹敵する。信金の貸出競争は地銀も巻き込んで激しさを増しており、自己資本の厚い信金同士の競争力向上を狙う合併が続きそうだ。と報道されています。
金融機関は合併の繰返しで規模が大きくなっています。
今回のそれぞれの信用金庫も沿革から、それぞれ
○摂津水都信用金庫
1966年 吹田信用金庫と高槻信用金庫が合併し摂津信用金庫発足
1994年 豊中信用金庫と大阪殖産信用金庫が合併し水都信用金庫発足
2003年 摂津信用金庫・水都信用金庫が合併し摂津水都信用金庫発足
○十三信用金庫
1951年 信用金庫法に基づき信用金庫に改組(十三信用金庫に改称)
1957年 茨木信用金庫を吸収合併
となっています。
今回合併することで、預金量は約1兆2500億円(2012年3月末)となる予定です。
背景には、
①
内容は、金融庁は金融機関に対し間接的に圧力をかけ経営改善に本格的に関与するのが狙いから「中小企業の再生支援への取り組みを定期的に金融機関に開示させる事を義務付ける。」
②昨年も
等があるように思われます。