東京証券取引所第1部の売買高は年度ベースで過去最高になったと報道されています。また、個人投資家のセミナー開催にも、参加者が多く、TVでも、セミナー開催の模様が報道されています。
年末以降の株価上昇による富裕層の資産効果や景気回復への期待感から消費マインドが改善してきた事もあり、百貨店の高級品売上も上昇しているとの報道も・・・
「アベノミクス」の景気回復の期待から、いっせいに個人投資家が動き出しています。
規制緩和により、信用取引(委託保証金率は通常30%)の制限が緩和されたことも大きな要素のようです。
昨年まで個人投資家が信用取引をする際に、証券会社に担保として差し出す保証金をその日のうちに別の取引の保証金使うことができなかった。それが規制緩和によって信用取引の購入株を売れば、当初の保証金を利用して同日中に新しい取引を行うことができるようになった。そのため、少額の資金で日中に何度も売買を行うことが可能になった。
ただ、信用取引は、小額の資金で大きな資金を動かせますが、一方でリスクも大きくなります。注意しての参加が必要なのでしょう。