銀行の住宅ローンを利用して住宅を購入した場合、自分の身に万が一のことがあった時、残された家族に住宅ローンという負の遺産が重荷になるのではないか、家族がローン返済に苦しみ、家を手放すことになるのではないか、という心配はありませんか。
強い味方 「団体信用生命保険」
でも、心配はいりませんよ。銀行の住宅ローンには通常「団体信用生命保険」が保険料銀行負担(まぁ~、実質的には保険料は金利に含まれているとケースが多いと思いますが・・・)でセットされていまして、債務者が死亡するなど万が一のことがあった場合に、ローン残債が保険で一括返済できるようになっています。
また、銀行によって多少異なりますが、住宅ローン金利に0.25~0.3%程度金利を上乗せすれば、ガン、急性心筋梗塞、脳卒中などの病気と診断された場合にも、ローンが保険で全額返済できる特約付もあります。
健康が担保です
この団体信用生命保険は、住宅ローンを借りる方とその家族にとっては、大変ありがたい保険ですが、銀行側にとっても、絶対に必要な保険なんですね。
なぜかと言えば、住宅ローンを借りていただいたお客様に万が一のことがあった場合に、融資金が焦げ付くなんてリスクは絶対に回避したいからです。
その証拠に、ご収入や勤続年数などの住宅ローン借入要件を十分に満たしていても、健康に問題があって、団体信用生命保険の加入を生命保険会社から拒否された場合は、住宅ローンも原則として借りることができないんですから。
団体信用生命保険に加入できなくても、銀行によっては既存の生命保険の内容を考慮し、保険金の受取人(多くは配偶者)を保証人にして、住宅ローンを融資してくれる場合もあるのですが、できれば保険金は残されたご家族の今後の生活のため置いておきたいですよね。
これから住宅ローンを利用して住まいを購入されるご予定の方は、どうぞ健康にはお気をつけくださいね。
株式会社トレック不動産販売 代表取締役 平田 哲也
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