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ご存知ですか?今日は「信用金庫の日」(6月15日)

テレビを見ていたら、6月15日は、信用金庫の日だそうです。
父の日(6月17日)ではありません。

 経緯は、1951年6月15日、信用金庫法が制定され、従来の信用組合よりもっと積極的な 営業をすることができる、信用金庫の設置が認められました。
それが、信用金庫の日になったのです。
 
 ところで、一般の株式会社の銀行とどこが違うのでしょう

株式会社の一般銀行は、どこでも、規模に関係なく営業できますが、「信用金庫」の営業は信用金庫法により制限されています。

 内容は、取引先の居住地、事業所の場所、その規模に制限があるのです。
 その代わり地域金融機関として、税制面他優遇されています。

具体的には
 個人の普通預金口座を開設する場合は原則として規制はありませんが、融資を受ける場合と法人などが信用金庫に預金口座を開設する場合は
 会員(組合員)資格(地区内において) 住所または居所を有する者
 事業所を有する者 勤労に従事する者
と決められています。
 ですから、地域外から資金を集めることはできないし、地域外へ融資することができない。とされています。

 また規模については、従業員300人以下または資本金9億円以下の事業者(地区内において)
 (卸売業は100人または1億円、小売業は50人または5千万円、サービス業は100人または5千万円)という事です。

ご存知でしたか?
 卒業生金融?というのがあります。

 金融用語を調べると信用金庫で、会員以外の者に貸出すことの解説が・・・何のことでしょう?・・・地域銀行ならではの言葉です。

 基準以上に事業所の規模が大きくなると、融資ができなくなります。その際いきなり資金回収をする事は出来ないので最大7年以内に返済してもらう制度が、卒業生融資という制度なのです。

 一般顧客も融資を受けている場合は同様で、営業エリアから転出すると口座の解約をしなければなりません。

 最近、コマーシャル(プロゴルファーの石川遼君が活躍していますが・・・)や、ネットで「しんきん地域応援キャンペーン」の案内を見かけます。信用金庫は地域の方々と地元の中小企業のための共同組織金融機関です。信用金庫は地域の絆を大切にし、地域の繁栄と皆様の応援をしています。

大阪市信金と大阪東信金合併へ 預金2兆円で府内1位にという記事が掲載されました。

 大阪府内の信用金庫で第2位の規模の大阪市信用金庫(大阪市)と同3位の大阪東信用金庫(大阪府八尾市)は5日、来年7月16日をめどに合併すると発表した。新名称は「大阪シティ信用金庫」。預金量の合計は2兆円を超え、府内で首位となる。
 
 市信金はビジネスの中心である大阪市内に地盤を持ち、東信金はものづくりを支える中小企業が集まる大阪府東部に強い。合併で「商業と製造業に強みがあり、広域でサービスができる信金になる」(梶田益男・東信金理事長)という。
 両金庫をあわせた今年3月末の預金量は全国9位の2兆1040億円、貸出金は同7位の1兆2724億円で、府内最大手の大阪信用金庫(大阪市)を抜く。ことになると報道されています。

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