単利・複利計算とは、資産運用でよく使われる言葉です。
元本に対して、利回り(%)はいくらですかという事ですね
金融機関の約款にも計算方法が記載されています。計算方法は簡単です。
計算式は元本×(1+利率%/100×期間)=元利合計となります。
普通預金・定期預金(3年以内)で採用されています。
金融機関の定期預金(3年以上)・MMF(マネー・マネジメント・ファンド)等
で採用されている計算方法です。
簡単に言えば利子を元本に組み入れ、それを新たな元本として継続的に計算する方法です。
複利回数の多い定期預金ほど有利になります。複利の力を利用することで将来の資産を増やすことができます。
一方、借入金では、出資法で単利・複利でも上限金利を超えては違反となります。
ところが、金利も借入金に合計して、借替えすると、雪だるま式に借金が増えることになります。
この様に、複利効果はプラス方向にも、マイナス方向にも威力を発揮します。
例えば、借入金としての負債を、新たに消費者金融会社やクレジットカードなどで借り入れして返済しても、借入額は雪だるま式に増えていきます。これも複利効果。
借入をした場合に元本返済を心掛けることは、このマイナスの複利効果を軽減させるためです。