マイナス金利が導入されて約10か月。導入当初は預金者からの下記のような話もありました。
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「突然、国債が満期になったから、預金を引出して使ってほしい。」と銀行の窓口担当者から言われた。「それでは、他の銀行に移そうか？と窓口担当と相談すると」、「いや何かに使ってください。」とのこと。
「おかしなことを事を言われた。どういうこと・・・」との問合わせがありました。
先般発表されたマイナス金利「お金を預けていると結果的に損が出ること。」の説明をして、ある程度納得した様子ですが、どうも腑に落ちない。いままで、節約してせっせと貯めたお金、急に使えと言われてもどうしていいか分からない。
一生懸命貯金し、銀行から貯金を依頼をされていた世代の者には、さっぱり解せないようでした。
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預金者の不安は当初からは無くなってきたようですが、一方で大手銀行7グループの純利益が前年同期10.1%減であるというニュースが先日ありました。
米次期大統領による財政悪化懸念から長期金利は上昇傾向にあり、先行きの不透明感は当面続きそうですね。