今年の年末年始は、27日~4日まで9連休になるところが多く、海外旅行を計画している方も多いと思います。
旅行会社では申込の際に旅行保険の加入を勧めているようですね。
旅行保険には、保険会社の海外旅行保険やクレジットカードに付帯している海外旅行保険があります。
けがや急病等で海外の医療機関にお世話になるケースでは、各国での保険制度等の状況によって高額な料金を請求されることがあるそうです。特に注意したいのはアメリカ。医療費が非常に高額で、虫垂炎の手術でも日本では十数万円で出来るものがアメリカでは10倍以上の数百万円かかります。
事前に訪問国の医療事情と医療費について調査しておくことも必要でしょう。
また国内の健康保険の「海外療養費制度」を使うこともできますが、支給されるのは実際に支払った費用ではなく、国内で同じ治療を受けた際にかかる費用を基準に計算し払い戻しを受けます。
クレジットカードの旅行保険についても補償範囲や利用条件に注意が必要です。保有カードの保険の補償内容や条件をよく確認しておきましょう。カード会社によっては利用できないケースもありますので、同行者・目的地などと照らし合わせて、クレジットカードの海外旅行保険だけでは心配な部分を保険会社の海外旅行保険を上手に組み合わせながら利用することもよいと思います。