その中で、金融機関の生保取扱額が、生保の収益を大きく伸ばしている状況が、見られます。
国内の生命保険大手8社の2012年3月期決算が5/25日出そろった。本業の生保事業のもうけ(基礎利益)は全社が増えた。
ただ、低金利で資産運用が難しいうえに欧州危機による株安も先行きに影を落とす。将来、損が出かねない商品の販売を控える動きもある。
全社とも増益となった理由の一つは、東日本大震災の保険金支払いが震災直後の見込みより少なかったため、多めに用意していたお金が戻ってきたことだ。多い社では100億円超、利益を押し上げた。
銀行の窓口を通じて保険商品がよく売れた会社は、売上高にあたる「保険料等収入」を大きく伸ばした。明治安田生命は5連続の増収で、過去最高を更新。とくに銀行窓口での売り上げが2兆4589億円と、前年度より6割伸びた。日本生命や第一生命も銀行での販売は好調だった。と報道されています。
金融機関が、事業者向け融資で収益を上げる時代は終わり、個人向け金融・自行のネットを利用した