海外旅行へ行ったときに、何度か、お金を借りたことがある。
お金を借りたといっても、クレジットカードを使って、ATMから引き出しただけだが…
普段、使っているカードを使い、ATMから、外国紙幣が出てくると、手品師になったような気分になるのは、僕だけだろうか。
手続きは、以外と簡単だ。
持っているカードの裏面に印刷された「PLUS」と同じ「PLUS」ステッカーが貼られているATMを探す。
そのATMに、カードを挿入する。
言語を選択する画面で、英語を選ぶ。
暗証番号を入力する。
画面のPINが、暗証番号だとわかるまでは、少し、うろたえた。
取引内容を選ぶ。
WITHDRAWALは、払い戻しだが、借りるときにも該当する取引。
口座を選ぶ。今回はCREDIT。
金額ボタンを選ぶ。
金額をダイレクトで入力する方式ではない。
出されたカード、現金、レシートを受け取る。
はい、一丁あがり。
そういえば、初めて海外へ行ったとき、驚いたのが、ATMがビルの壁に埋め込まれていたこと。やはり、防犯上の対策だろうか。日本で、ATMコーナーごと、ショベルカーで掘り起こされるという荒業の事件が起こったのは、そのATMを見てから、随分、経ってからだ。
アトランティックシティのホテルのカジノの横にATMが設置されていたことにも驚いた。お金の需要があるといえばそうだが…。パチンコ店内にATMを設置したことで、社会問題化した日本とは考え方が根本的に違うようだ。
台湾の銀行のATMが、24時間稼動していたのにも驚いた。社会インフラは、何でも、日本の方が進んでいると考えるのは、日本人の驕りだ。
所変われば品変わるだ。